パキスタン・ベーシック・ヘルスユニットの最近の様子 [プロジェクト]
パキスタン・カイバル・パクトゥンクワ州(旧北西辺境州)のシャムシャトウ地区に
完成したベーシック・ヘルスユニットは、最近ではBaghbananヘルスセンターとして
地域の人びとに知られています
現在、このプロジェクトはANT-Hiroshima,HOPE’87とオーストリア開発庁から支援を
うけたNGOのProlokaとの共同出資で、Abaseen財団の管轄のもと、Baghbananの
貧困層の人びとに質のよい医療を提供することを目的として、運営がおこなわれています。
2011年1月から2013年6月までのプロジェクト期間内に、あらゆる年代の人びと
15,000人が良質な医療を直接うけることができ、約75校,6,000名の子どもたちが
衛生教育の講習会をうけることができます。患者の家族とその地域社会を含めれば、
トータルで25万人がこの恩恵にあずかることとなります
最新のレポートによると、、、
2012年8月は猛暑とラマダンとイードホリディが重なったために、
2011年6月以来はじめて外来患者が500人をきったそうです。
ヘルスユニットのスタッフは診察におとずれた患者たちに
健康と衛生教育のためのリーフレットを435冊配布し、栄養士たちは
112人の患者さんのために衛生講習会を24回実施しました。
メインの建物は補修され、塗りかえられてあざやかに生まれ変わりました
庭もきれいにして、大通り沿いにある看板を出資者すべてのロゴ入りにしました。
Alfalah (Pvt.) Limited銀行から1,619,000パキスタンルピー(13,956ユーロ)に値する
エコーと血液分析装置と測定機器の寄付がありました。
検査技師はその他の備品の操作と機能だけでなく、血液分析装置と測定機器を
使いこなす専門的ノウハウを持っている人員が必要とされます。
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